3/1 アクサスホールディングスがテクニカル上場を果たしましたが
相変わらず株価は激しい上下動を繰り返し、株式市場・イナゴさんを賑わしています。
そんななか、しれっと
が挙げられていましたので、ざざっと目を通しておりましたら、非常に興味深いデータを発見しました。
出典:新規上場申請のための有価証券報告書 P32
これを小売事業だけ抽出すると・・・下記の通りになります。
(単位:千円)
開店・閉店時期は考慮せず、単純に1店舗あたりの売上を出してみると
どのエリアも前年比割れしているんですね。
特に深刻なのが大阪。
ここは
ビューティーライフストアチャーリー アーバンテラス茶屋町店 があるエリアですが
このとおり、大阪駅近く角地の一等地に位置する都市型旗艦店です。(2013年9月撮影)
▼参考
アクサスが得意とするコスメを基軸とした旗艦店の業績が
前年比▲20%ってけっこう深刻な事態なんじゃないかと。
兵庫・徳島・香川も大阪ほどではないにしろ縮小傾向にあります。
出典:新規上場申請のための有価証券報告書 P12
H27年8月期の売上が 13,390百万円 だったにもかかわらず
H28年以降は右肩上がりに。
私にはその根拠が分からない・・・・
山田FASさん、なんか予定調和で算出してません?
他気になったのは裁判の状況。
出典:新規上場申請のための有価証券報告書 P36
内山前会長・小楠前社長は
雑貨屋ブルドッグ & アクサスからダブルで訴えられているんですね。
総額約10億円。
噂では、小楠さんは知らなかった。
内山前会長が、I田取締役に指示してやらせた ということらしいのですが
真相はいかに?
なんか足を引っ張る感じで申し訳ないのですが
やっぱアクサスの今後の見通しについては、個人的にはまだ安心できないなと。
それでも株価は理論値よりも高い水準で推移しているんですから
株ってわからないですー。
以上、新規上場申請のための有価証券報告書 を読んでのざくっとした感想でした。
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Author:ピーターミンチ
ピーターリンチ・本多静六に憧れる個人投資家です。
大学時代、みなが使っていた雑貨屋ブルドッグ。
そのブルドッグが実は上場企業で、ズタボロの状態になっていた事に興味を持ち、株主に。実地調査を織り交ぜながら研究します。
2014/12/05
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アクサスの気取った店舗というのは、田舎の庶民相手しか通用しないんじゃないかな?
店舗に金を掛けすぎてるから、撤退するに撤退できない。上場すれば財務状況が丸裸になるから、上場して信用を失うこともあるんだよね。非上場なら、ノヴィルの信用補完も期待できたのだが・・・