【3331】こちら雑貨屋ブルドッグ研究所

5年連続赤字、3331雑貨屋ブルドッグ の真実を追う

【もとは仕立屋】久岡社長の父 久岡克佳氏の回顧録を読む。(久岡家の研究編)

現時点で10店舗を切り
現在散々な状況に置かれている雑貨屋ブルドッグ。


結果的に短期間で
このような状況に追い込んだアクサスは


パチンコ店を率いるノヴィルグループから
派生した企業という出自から


スジの悪いヤクザ系の集団ではないかと評する方も
ネット上に見受けられます。



実際はどうなのでしょう?
イメージだけで判断せず、事実情報から考察するのが
当研究所のスタンスです。




そこでわたしは、あるルートより
ノヴィル中興の祖 & 久岡卓司氏の父、
久岡克佳氏の自伝

”久岡克佳 回顧録 共に、未来へ”

表紙


を入手。


ここに真相解明のヒントがあるのではないかと
考えました。




今回はその内容をレビューします。


故 久岡克佳  2014年4月5日逝去 75歳


久岡克佳氏




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今回レビューするのは家族編。



ではわたしの気になった項目を
順に上げていきます。




▼久岡家の歴史・家系図

”P16・・・西暦1656年に他界した 久岡太兵衛 が初代。
帯刀を許されない農民であった。”


なかなか歴史のある家柄であることが分かります。


また家系図をまとめてみました。

久岡家の家族構成
(クリックすると拡大します)





▼現ノヴィル創業者 久岡國市氏

”耳を悪くして進学を諦め、大阪に丁稚奉公。
船場の繊維問屋で働き、18歳にして洋服の縫製業を創業した。腕は確かだった”

ミシン


わずか18歳で起業。すごいバイタリティです。


”台風で川が増水。子どもが落ちて流されたが、皆躊躇して誰も助けに行かなかった中、國市氏が飛び込み、子どもを救助した。”
國市表彰状

やさしく頼もしい人物のようです。




”戦後は商売として洋服仕立て業から自転車店へ転業”

まさか自転車で商売していたとは・・・意外!





”自転車業界で苦戦している時期、戦後の街にはパチンコ屋が続々とOPEN。
國市も遊びに行くものの負けることが多く、ならば開業したほうが良いと考えた。
リスクのある手形支払いではなく、前金で玉を購入するシステムが魅力だったという説も”


”当時の國市氏には長男 克佳氏を含め4人の子がいた。学校に行かせ食べさせるために大変な苦労をしたようだ”


仕立屋 → 自転車屋 → パチンコ屋

と変遷してきたわけですが
國市氏が子供を食べさせるために
色々試行錯誤した結果行き着いたのが
パチンコだったのかなと思いました。

國市氏
(左が國市氏)







▼2代目 久岡克佳氏


”中学から高校にかけて、父國市にはパチンコ店をやめてほしいと何度も何度も言った”

克佳氏にとってパチンコはネガティブなものだったようです。


”沖合でヨットの練習をしていると溺れて凍えていた青年の救出。親子2代にわたって人名救助の表彰をウケたことは私の一番の誇り”
克佳表彰状

親の背中を見て育つのですね。



”パチンコ店を経営しながらも、いつかは小売業に進出したいというう気持ちがあった。心のどこかに自分たちが 青少年不良化促進 の商売をしているのではないかという自責の念もあったのも事実だ”


”P186 久岡家の本業はパチンコ業である。私もそうだったのでよく分かるのだが、子どもたちも、特に長女はパチンコ業をあまり好ましく思っておらず、母の実家が造り酒屋であることを誇りに思っていたのではないかと思う。”


パチンコ業は、商売としては優れているが、克佳氏自身後ろめたい気持ちを持っていたようです。




▼ものすごい結婚披露宴

克佳氏の結婚式の席次表が掲載されていたので
引用します。
結婚式席次表



ものすごい数の出席者かつ偉そうな方のラインナップです。
これはすごいわ・・・。





▼家族写真


表紙をめくると久岡家の家族写真数ページにわたって出てきます。
仲の良い幸せそうな様子が伝わってきます。
家族写真1


家族写真2





以上家族という切口で回顧録をレビューしてみましたが


・人名を救助したり
・地元の多くの名士が結婚式に駆けつけたり
・パチンコという世間的に悪いイメージの事業に
  なんとか向きあおうとしている姿勢


から
久岡家はスジの悪い集団ではなさそうという感想を持ちました。

つまり、ブルドッグを初めから解体目的で買収したわけではない。
そんなことをすると、今まで積み上げてきた久岡家の信用が失墜してしまいますからね。


しかし久岡社長が元々解体する気がなかったとすると
一体誰がなんのために暗躍したのか?
うーんますます真相が分からなくなってしまった・・・。



次回は、企業経営という切口で本書を取り上げてみたいと思います。










【余談】

この回顧録は
ノヴィル(アクサスの母体企業)およびアクサスの関係者・従業員向け
に配られている非売品の書籍のようで、
一般入手は出来ません。



アマゾンでくまなく探しましたが出てきませんでした(笑)
ただ、どなたかヤフオクで販売しているのを発見。
(落札者はいなかったようですが・・・)
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[ 2015/08/03 06:02 ] 親会社アクサスのこと | TB(-) | コメント(10)
すごい取材力!
久岡克佳さんは、地元の名士のようですね。かなりのやり手だったみたいですね。
初代が基礎を作り、二代目が発展させ、三代目が潰すというのが一般的なパターンです。

ところで、パチンコに対して後ろめたさを持っていたというのは驚きですね。もっとも、後ろめたいビジネスでも儲かるから止めてないわけで、逆に邪悪さを感じますが・・・

[ 2015/08/03 05:41 ] [ 編集 ]
レスです
結婚式の席次は、社長やら会長やら支店長やらのデパートでしたからね。
名士っぷりがビシビシと伝わっています。


パチンコ業との向き合い方は難しかったんでしょうね。
その反動が小売業の進出につながったわけですから
邪悪とは一概にいえないと思います。


儲りゃいいやと割り切るよりかは前向きだと思います。
[ 2015/08/03 22:06 ] [ 編集 ]
この記事は本当にミンチさんが書かれたんですか?
今までとは趣旨が全く違うように感じますが。
出自とか家系とか過去って今のブルに関係ありますか?
ちょっと心配になってしまいます。
[ 2015/08/06 00:46 ] [ 編集 ]
レスです。
ご心配して頂きありがとうございます。
わたくしミンチが書きました。


目下の私の関心は
なぜブルドッグが短期間で衰退してしまったのかということ。

雑貨屋ブルドッグは大株主かつ経営権を握っているアクサスの傘下にあり
そのアクサスのオーナーは久岡卓司氏(100%)です。

つまり久岡氏個人の思想・パーソナリティーが雑貨屋ブルドッグに大きく影響します。

個人の思想・パーソナリティーは家庭環境が最も大きな影響因子と考え
分析に至ったわけです。





[ 2015/08/07 08:33 ] [ 編集 ]
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[ 2015/08/07 11:47 ] [ 編集 ]
レスです。
裁判進捗の件ありがとうございます。


頑なに控訴ということから
解体の意図はなかった本当になかったのかも。


裁判といえば粉飾決算のほうも
気になりますね。
[ 2015/08/09 07:21 ] [ 編集 ]
解体の意図が無く、まじめに経営した結果が今の状態なら、本当の無能と言えます。故意に会社を傾かせたと思わせるほどに、救いがたい無能経営だったのでしょうか?

少なくとも、高額な経営指導料は経営失敗の結果も加味すれば、不当利得に帰すると言えます。アクサスに抜けてもらって経営指導料分の金銭をブルに返還させて、経営を立て直すのが一番良いと思います。内山さんからの賠償金3億+経営指導料等の返還5億で合計8億、さらに増資で10億ぐらい入れて、辛うじて立て直すことが出来るかな?
[ 2015/08/09 12:58 ] [ 編集 ]
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[ 2015/08/10 18:03 ] [ 編集 ]
情報提供有り難うございます。
匿名研究員



元々自分で調べたことを秘匿としたまま
ブルドッグが無くなったとしたら
アホらしいなと思い公開し始めたのですが


面白いもので、情報を発信すると
何故か匿名研究員のように
多くの情報提供者が協力してくれるんです。
ありがたいことです。



ご提供情報について。

①克佳氏はブルドッグ買収に反対していた。

これは興味深い話ですね。
長年のカンで何かを感じたのでしょうか?
しかし卓司氏は押し切って買収。


ノヴィルの後継者に選ばれなかった悔しさから
上場(裏口)して見返してやろうという思いがあったのかも

あくまでも個人的推測ですが。



②ワンマン経営

逆らうもの・従業員の支持が自分より大きい者は更迭か解雇ですか・・・。
それがホントなら風通しが悪いですね。。。


ちょっと気になったので調べてみたところ
約6年前の役員情報が公開されていました


H21年5月15日 親会社等の決算に関するお知らせ(ナカイ)
http://ke.kabupro.jp/tsp/20090515/140120090514093192.pdf


これによると
-----------------------------------------------
代表取締役 久岡 卓司 昭和48年1月25日生まれ
取締役   久岡 俊二 昭和19年9月23日生まれ  (伯父さん?)
取締役   久岡 佳代 昭和46年6月21日生まれ  (姉)
監査役   亀代 嘉彦 昭和19年2月9日生まれ
-----------------------------------------------


2014年8月27日に出力したアクサスの登記簿を見ると

・久岡 俊二
・久岡 佳代

両取締役が、平成25年4月30日辞任し、取締役会が廃止されているんです。



ちなみに平成25年4月15日は雑貨屋ブルドッグの株入手が決定した日。

アクサス株式会社との資本業務提携等に関するお知らせ
http://www.z-bulldog.com/ir/pdf/20130415-3.pdf


なぜ取締役がこの絶妙すぎるタイミング辞任したのか?
興味は尽きません。







【追伸】
一部文字が文字化けしてしまっているようです。
例:雑貨屋???????? とか ?????(執行役員) と表示
半角だから??
差し支えなければ補足お願い致します。下線の文
[ 2015/08/10 23:07 ] [ 編集 ]
ジョージ研究員へ
すいません、レス漏れてました。


久岡社長の評価は難しいですねぇ。
現段階で断言することができません。


アクサス本体の経営は大きな問題はなさそうですし
従業員のクチコミ評点も普通ですから。
(単純に点数だけ比較するとアクサスのほうが良い)
http://jobtalk.jp/company/46761_evaluate.html?source=about_evaluate_bottom


”社長がワンマンなので現場と本社の意思が通じ合わない”
という気になるコメントは確かにありますが。




再建については
これまで応援していた立場で言うのもなんですが
正直難しいと思います。


いかに帳尻を合わせて倒産させず
経営統合させるように感じるからです。
[ 2015/08/12 01:42 ] [ 編集 ]
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ピーターミンチ

Author:ピーターミンチ
ピーターリンチ・本多静六に憧れる個人投資家です。
大学時代、みなが使っていた雑貨屋ブルドッグ。
そのブルドッグが実は上場企業で、ズタボロの状態になっていた事に興味を持ち、株主に。実地調査を織り交ぜながら研究します。

2014/12/05
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