通常、多店舗展開するチェーンストアなら、地域に根ざした商品構成を心がける 「地縁ストア」を目指すが、雑貨屋ブルドッグはその逆を行く。商品の仕入れから各店舗の在庫管理、売れた商品の補充 ・ 発注に至るまで本部が全面的に受け持つ。
不振店には在庫増を指示
寿命が短い商品でも各店舗の販売 ・在庫状況がいつでも手に取るように把握できると、攻めの営業体制もおのずと出来上がる。小売業の常識では、売り上げが落ち込み始めると、経営効率を高めるために最初に取り組むのが在庫の削減だ。ところが往々にして店頭在庫を一律に削ってしまい、売れている商品まで売り場から撤去することもある。売り逃しを加速させ、さらに業績を落ち込ませる悪循環を招くのだ。雑貨屋ブルドッグは不振店には本部から逆に在庫を積み増すよう指導する。
「商品の性格上、何が売れ出すか分からないから、とにかくたくさん商品を並べる」 (久留米社長) 。
すると圧倒的な商品陳列を見た来店客が宝探しのように店内を歩き回り、多くの商品を手にしてレジに向かうという。大量の在庫の山から売れ筋商品が生まれることもある。まさに逆張りの営業戦略だ。
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Author:ピーターミンチ
ピーターリンチ・本多静六に憧れる個人投資家です。
大学時代、みなが使っていた雑貨屋ブルドッグ。
そのブルドッグが実は上場企業で、ズタボロの状態になっていた事に興味を持ち、株主に。実地調査を織り交ぜながら研究します。
2014/12/05
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雑貨店というのは必要の無い商品を買わせるために、どんどん商品を押し込むという手法がありますね。